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台風データベースの開発

目的

1951年以降に我が国で発生した台風による災害や被害に関する情報を蓄積、公開するために、台風災害データベースシステムを開発している。当システムはWebGIS機能を搭載しており、台風の経路と台風災害、被害の発生地点が同一地図画像上に表示されます。当システムを利用することで、過去の台風災害の分布、内容を理解することができます。

内容

台風に関する情報としては、台風番号、アジア名、GLIDE番号、経路情報、中心気圧値、中心付近の最大風速、概要、海面気圧図、衛星画像図、降水分布図である。
台風番号は気象庁が用いる台風の共通番号である。西暦年号下2桁の数字とその年の始めからの2桁の通し番号を組み合わせた4桁の数字である。
アジア名とはESCAP(Economic and Social Commission for Asia and the Pacific)/WMO台風委員会の1997年第30回会合で採用され、2000年の台風第1号から与えられている呼称である。1999年まではJTWC(Joint Typhoon Warning Center)が採用していた英語名を登録している。
GLIDE番号はアジア防災センターが運用する世界災害共通番号である。
台風の経路情報、中心気圧、中心付近の最大風速は、気象庁台風センターが提供しているベストトラックデータを利用している。
海面気圧図はNCEP/NCAR再解析データを利用して作成している。
衛星画像図は高知大学気象頁による赤外画像を利用して作成している。
降水分布図は気象業務支援センターによるアメダスデータを利用して作成している。
災害・被害に関する情報としては、被災地(域)名、発生日時、種類や規模、被害状況である。
災害の種類としては、強風によるもの(竜巻、強風、塩害)、降水によるもの(浸水、斜面崩壊)、沿岸で発生するもの(高潮、高波)である。
被害の種類としては、人的被害、住家・非住家被害、農業関係被害、林業関係被害、水産関係被害、公共土木被害、文教施設被害、文化財・観光施設被害、医療衛生施設被害、商工関係被害、ライフライン等被害、その他である。
これらの災害・被害情報は気象庁や消防庁等の国の行政機関や地方自治体が発行する報告書や報道機関による報道記事等から入手して登録を行っている。
その他、本システムに登録する際に利用した資料や台風、台風災害に関する論文、書籍、WEBページに関するリスト、各都道府県の防災担当部局に関するリストを登録している。

そのほか

台風災害データベースシステム(NIED-DTD)にて公開中です。データベースシステムの利用方法については公開ページの使い方を参考にしてください。