国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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ひょう災害一覧_2019年11月

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更新履歴

初版作成日:2019年12月27日
最終更新日:2020年2月5日

ひょう災害データベース について


ひょう災害一覧_2019年11月

※被害額が確認できなかった災害については,被害額の欄を空欄としています.

No. 発生日 発生地域 被害の状況 農業被害 その他の被害 被害額(万円) 主な情報ソース
1 2019-11-11 愛知県 <降ひょうなど気象情報と被害の概要>
 寒冷前線の通過に伴い,県東部,東三河地方で,午後2時すぎから約10分間,大量の雹(大きいもので直径2〜3センチ)が降り,豊橋市名産特産の次郎柿など農産物に1億1,257万円の被害が出た.県内でのひょうによる被害額としては,記録の残る1987年以降最大.豊橋市のカキの被害が大きく,収穫期を迎えたカキの実の表面が傷つき,被害額は1億800万円に上った.豊橋市の調べでは,被害を受けた柿は,市内全体の7〜8割にあたる約400トンに及んだ.

<愛知県による農林水産被害報告(11月15日発表)>
 1.被害額(速報値) 約1億1,257万円
 2.被害の概要
    農業被害
     果樹(カキ,ナシ)の傷果:45.7ha 約1億952万円 豊橋市(109,090千円),新城市(426千円)
     野菜(ハクサイ,キャベツ)の傷果:0.5ha 約38万円 豊橋市(375千円)
     ビニールハウスの破損:105件 約268万円 豊川市(2,056千円),豊橋市(620千円)

<被害事例など>
 ・豊橋市の畑では,収穫前の次郎柿が大きな被害を受けた.実が削り取られたり,地面に落ちたりし,被害は約20トンにのぼった.柿の葉も傷ついたため,栄養分をうまく蓄えられず来年の生育にも影響が及ぶ可能性がある.
 ・豊橋市は柿を廃棄物として受け入れ,バイオマス発電施設で利用.
11,257 愛知県農政課,NHK,中日新聞,日テレNEWS24
2 2019-11-11 静岡県 <降ひょうなど気象情報と被害の概要>
 県西部で午後2時ころより激しいひょうが降り,浜松市,磐田市,袋井市で,みかんや柿,ネギ,レタス,タマネギ,ブロッコリーなど多くの農作物に被害が発生した.ビニールハウスが敗れた農園も数件あった.ひょうの直径は大きいもので2センチくらい,およそ15〜20分間降り,畑や道路一面に積もった.

<被害事例など>
 ・浜松市のみかん農場では,みかんの葉が破れたり落ちたりし,枝の表皮が削れた.実には穴があき,数週間のうちに9割以上のみかんが腐って木から落ちた.カビが生えている.
 ・浜松市のみかん農園では,9割の実にひょうが当たり傷がついた.
 ・浜松市のカキ園では,収穫間近の柿がほぼ全てえぐれ,葉も落ちた.
 ・浜松市北区の柿園では,午後2時半頃,突風に乗って吹き付けたひょうが果実に当たって傷をつけた.
 ・浜松市浜北区のミカン農園では,収穫予定だった早生ミカンにひょうが当たり,小石を投げつけたような傷がつき,穴が空いて果汁が出ているものもあった.雨風が急に強くなり,ひょうが降り出してから止むまではあっという間の出来事だった.被害額は約数十万円の見込み.
 ・収穫を間近に控えたミカン畑では,ミカンに穴が開き,この農家での被害は全体の7割以上,約500万年に上る.ミカンの葉にも傷がつき,来シーズンにも影響が及ぶ可能性がある.
 ・JAみっかびによると,1万9千トンを計画していた主力品種「青島」の昨年12月下旬までの出荷量は前年同期比で5割程度.毎年1万トン前後だった「わせ」の出荷量は8343トンに落ち込んだ.
 ・JA静岡経済連の販売実績によると,県内産ミカンの1月中旬までの累計数量は2万2926トンで,前年同期より27%少ない.1キロ当たりの単価は15%高の282円.
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