国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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2010年7月15日の大雨

降雨の状況


 図1〜3には、可児市と八百津町の周辺にあるアメダス観測地点「伽藍」「美濃加茂」における、2010年6〜7月の日雨量と7月13〜15日の時間雨量を示した。
 2010年6月13日から7月14日までの約1カ月間の雨量は、アメダス観測地点「伽藍」で758 mm、「美濃加茂」で583 mmの降雨であった。
 また、災害の発生した2010年7月15日の日雨量は、アメダス観測地点「伽藍」で248 mm、「美濃加茂」で117 mmの降雨であった。
 さらに、7月15日の最大時間雨量は、「伽藍」では20-21時に80.5 mm、「美濃加茂」では21-22時に25.5 mmを記録している。
 以上から、アメダス観測地点「伽藍」で特徴的なように、災害前1カ月間でかなりの雨が降り続いた後、災害当日に強い雨が降っている。



アメダス伽藍.jpg

アメダス美濃加茂.jpg



2010年7月15日岐阜県八百津町・可児市大雨被害調査