国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
トップ 一覧 検索 ヘルプ RSS ログイン

2011年9月台風12号に伴う豪雨災害

 台風12号は動きが遅く上陸後も大型の勢力を保っていたため、長時間台風周辺の非常に湿った空気が流れ込み、広い範囲で記録的な大雨になりました。特に紀伊半島では降り始めからの総降水量が、多い所で1,800mmを越えています。この台風により和歌山県を中心に死者・行方不明者はは92人にのぼり、岡山・兵庫県では住家被害が16,000棟を越えるという甚大な災害がもたらされ、政府により激甚災害に指定されました(被害状況は10月5日現在)。
 MPレーダ等による降雨状況,和歌山県那智勝浦町及び田辺市伏菟野の現地調査結果を報告します。(速報につきデータが修正される場合があります。内容は随時更新いたします。)

2011年9月台風12号:MPレーダによる雨量推定


2011年9月台風12号:被災地の流域特性


2011年9月台風12号:那智勝浦町における被災状況


2011年9月台風12号:田辺市における被災状況


2011年9月台風12号:地すべり地形分布図の判読事例