国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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2016年8月の台風9〜11号により岩手県と北海道で発生した土砂・洪水災害

2016年8月の台風9〜11号により岩手県と北海道で発生した土砂・洪水災害


更新履歴

 2016年10月21日 初版

本件に関する連絡先

 水・土砂防災研究部門 若月
 広報課担当者 菊地・三好(029-863-7784)

概要

 岩手県では、台風10号の通過に伴う8月29日から30日の豪雨によって、30日に河川氾濫が発生して岩泉町の高齢者グループホームで9名が亡くなるなど死者・行方不明者計23名の災害となった(9月28日現在、消防庁)。この災害では岩泉町を中心に宮古市・遠野市などで多数の土石流・斜面崩壊・河川氾濫が発生し、落橋や道路陥没によって通行止めが多発して岩泉町安家地区など多数の孤立集落が発生した。
 一方、北海道には、8月17日に台風7号、21日に台風11号、23日に台風9号が相次いで上陸し(気象庁・日々の天気図)、それに伴う豪雨によって羅臼町・上川町(層雲峡)・日高町などで、斜面崩壊や土石流による土砂災害が発生した(北見市の水没した車両付近で死者1名、消防庁)。また、29日〜31日の台風10号に伴う豪雨によって、8月31日未明には清水町や新得町などの十勝川流域で洪水災害や土砂災害が発生するなど、各所で被害が発生した(橋の崩落等により新得町と大樹町で死者計2名、清水町で行方不明者2名(9月28日現在、消防庁))。さらに、9月9日には、台風13号から変わった低気圧に伴う豪雨によって、羅臼町などで斜面崩壊が発生した(羅臼町で死者1名)。
 これらの土砂災害に関して、現地調査を実施してその状況を把握するとともに、若干の聞き取り調査を行った。また、調査に使用した通行止め情報や土石流発生箇所情報の正確さを確かめた。以上の結果をもとに、発災初動から道路情報・気象情報を必要としている消防関係者に焦点を当て、消防活動の更なる効果的な活動の可能性について検討することにした。


現地調査日−2016年9月10日〜14日
調査担当−若月 強・池永 隆博


清水町清水の河岸侵食(地点157、写真396) 
地点157,写真396_P9120916.JPG

羅臼町海岸町の斜面崩壊(地点187、写真486〜489を合成) 
羅臼_地点187_1.jpg


詳細はPDFファイルでご覧下さい

本文↓
2016年岩手県・北海道_v161020.pdf(234)
写真↓
宮古市・遠野市.pdf(70)(地点1〜27、写真1〜88)
岩泉町(小本川流域).pdf(33)(地点28〜105、写真89〜296)
普代村・久慈市.pdf(70)(地点106〜137、写真297〜349)
新得町・清水町.pdf(70)(地点138〜172、写真350〜454)
上川町・羅臼町.pdf(94)(地点173〜187、写真455〜496)


2016年8月の台風9〜11号により岩手県と北海道で発生した土砂・洪水災害
http://mizu.bosai.go.jp/key/2016_Iwate_Hokkaido