4次元データ(T,Z,Y,X)の時間と高度を指定し、2次元断面(スカラー)の分布と風を描画するためのpython(ver4)
プログラムのダウンロードはこちら
main_ver4.py(23)
メインプログラムが長くなってきたので、サブルーチンプログラムとして分割した。
以下の3つのプログラムもダウンロードして、同じディレクトにおいてください。
subprogs.py(44)
setcolors.py(23)
subprogs_xarray.py(33)
このプログラムで工夫したことは、
1) xarrayのデータから緯度経度情報と2次元のndarrayを読み取り、
factorという整数で、間引きの度合いを変更できるようにした。(-WT オプション)
factor=2だと、1飛ばしでX方向、Y方向両方に間引く。factor=3だと、2個飛ばし。
2) setcolors.pyにカラーシェードのパターンを3つ作り、選択できるようになった。
colortype=0は寒色から暖色へ変わるシェード、1は気象庁で定められている雨の階調
2は寒色系から白への変化(相対湿度などに利用)。(-CT オプション)。今後のバージョンアップで、
いろいろな色のバリエーションを追加して、setcolors.pyを充実させます。
3) 凡例の最大値と最小値を自動で検索することもできるが、手動で与えることもできる。(-AR オプション)
使い方 (ver4で新規に追加された機能)
python main_ver4.py -h
で必要な引数などが表示される。
python main_ver4.py sample2.nc REF -W 0 -WT 2 -CT 1
風を1個ずつ間引いて表示してくれる。反射強度(REF)の凡例は自動的に作成。
-WT の後に整数を入れることで、(整数-1) 個分だけ間引く。-WT 1 だと元のまま。
間引かない場合
python main_ver4.py sample2.nc REF -CT 1 -W 0 -t 0 -z 4 -O test0.png
間引いた場合
python main_ver4.py sample2.nc REF -CT 1 -W 0 -WT 2 -t 0 -z 4 -O test1.png
色の階調を変更する
CT =0の場合 (寒色から暖色へ。色の階調数は11個と多い)
python main_ver4.py sample2.nc REF -CT 0 -W 0 -WT 2 -t 0 -z 4 -O test2.png
CT =1の場合(気象庁が定めた雨の強さの階調。色の階調数は8個)
python main_ver4.py sample2.nc REF -CT 1 -W 0 -WT 2 -t 0 -z 4 -O test1.png
CT =2の場合(寒色系だけで閉じた階調。色の階調は6個)
python main_ver4.py sample2.nc REF -CT 2 -W 0 -WT 2 -t 0 -z 4 -O test3.png
自動もしくは手動での凡例の範囲の決定
python main_ver4.py sample2.nc REF -W 0 -WT 2 -CT 1 -z 4 -t 0 -AR 0
のように、-ARオプションをつけると手動となる。main_ver4.py の L144-L149において、
自分で最大値と最小値を決めることができる。その際に凡例に示される数が整数になるようにしている。
-AR をつけないと、自動的に計算してくれる。場合によっては、凡例に表示される値が小数点を
含むことになる。-AR の後ろに0でもなんでもいいので、つけてください。-AR だけだとエラーになります。