国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
トップ 一覧 検索 ヘルプ RSS ログイン

平成30年台風第20号と類似した経路の過去の台風

更新履歴

  • 平成30年8月19日 第1版
  • 平成30年8月19日 第2版
  • 平成30年8月20日 第3版
  • 平成30年8月21日 第4版
  • 平成30年8月22日 第5版
  • 平成30年8月23日 第6版
  • 平成30年8月24日 第7版

連絡先 

  • 水・土砂防災研究部門 栢原・飯塚

 平成30年8月24日5時 更新情報

  • 1511:2015年台風第11号、1112:2011年台風第12号

概要

8月24日現在、日本海に位置する台風第20号が北東へ移動しています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第20号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第20号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2015年台風第11号、2011年台風第12号などがありました。

2015年台風第11号

7月4日にマーシャル諸島付近で発生した台風第11号は発達しながら太平洋上を進み、16日に高知県に上陸した。その後、勢力は弱まったが四国地方をゆっくりと北上し、17日に岡山県に再上陸、中国地方を北上して、17日には日本海へ進んだ。
また、16日には、京都府、滋賀県、福井県に大雨特別警報が発表された。
この台風に関連して、死者2人、重症12人、軽傷47人、全壊2棟、半壊5棟、一部損壊79棟、床上浸水79棟、床下浸水319棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風がゆっくりと北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量



 平成30年8月23日12時 更新情報

  • 1511:2015年台風第11号、1112:2011年台風第12号

概要

8月23日現在、四国の南に位置する台風第20号が北へ移動しています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第20号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第20号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2015年台風第11号、2011年台風第12号などがありました。

2015年台風第11号

7月4日にマーシャル諸島付近で発生した台風第11号は発達しながら太平洋上を進み、16日に高知県に上陸した。その後、勢力は弱まったが四国地方をゆっくりと北上し、17日に岡山県に再上陸、中国地方を北上して、17日には日本海へ進んだ。
また、16日には、京都府、滋賀県、福井県に大雨特別警報が発表された。
この台風に関連して、死者2人、重症12人、軽傷47人、全壊2棟、半壊5棟、一部損壊79棟、床上浸水79棟、床下浸水319棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風がゆっくりと北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量



 平成30年8月22日12時 更新情報

  • 1511:2015年台風第11号、1112:2011年台風第12号、0411:2004年台風第11号、9709:1997年台風第9号

概要

8月22現在、父島の近海に位置する台風第20号が北西へ移動しており、西日本に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第20号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第20号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2015年台風第11号、2011年台風第12号、2004年台風第11号、1997年台風第9号などがありました。

2015年台風第11号

7月4日にマーシャル諸島付近で発生した台風第11号は発達しながら太平洋上を進み、16日に高知県に上陸した。その後、勢力は弱まったが四国地方をゆっくりと北上し、17日に岡山県に再上陸、中国地方を北上して、17日には日本海へ進んだ。
また、16日には、京都府、滋賀県、福井県に大雨特別警報が発表された。
この台風に関連して、死者2人、重症12人、軽傷47人、全壊2棟、半壊5棟、一部損壊79棟、床上浸水79棟、床下浸水319棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風がゆっくりと北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2004年台風第11号

8月4日に潮岬の南海上で台風第11号となり、徳島県に上陸した。さらに兵庫県に再上陸し、その後日本海を北上し熱帯低気圧に変わった。この台風の影響により、8月4〜5日には近畿南部や三重県を中心に大雨となり、奈良県上北山村では降り始めからの総降水量が734mmを観測した。
この台風に関連して、死者・行方不明3人、負傷者19人、全壊12棟、半壊15棟、一部破損65棟、床上浸水218棟、床下浸水2420棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1997年台風第9号

7月20日にフィリピンの東海上で発生した台風第9号は北上しながら発達し、25日には大型で強い勢力を保ったまま南大東島の東海上を北上した。台風は、更に日本の南海上を北上し、26日に中型で強い勢力で四国の東部に上陸した。その後、播磨灘を通り、岡山県に再上陸し、向きを北西に変えて中国地方を横断、27日には山陰沖にほぼ停滞した。28日に同海域で弱い熱帯低気圧となって東に進み、北陸地方西部から東海地方へ南下して、紀伊半島の南海上で消滅した。
この台風に関連して、死者3人、負傷者47人、全壊8棟、一部破損70棟、床上浸水395棟、床下浸水1662棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


--------

 平成30年8月21日12時 更新情報

  • 1511:2015年台風第11号、1112:2011年台風第12号、9014:1990年台風第14号

概要

8月21現在、台風第20号が北へ移動しており、本州に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第20号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第20号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2015年台風第11号、2011年台風第12号、1990年台風第14号などがありました。

2015年台風第11号

7月4日にマーシャル諸島付近で発生した台風第11号は発達しながら太平洋上を進み、16日に高知県に上陸した。その後、勢力は弱まったが四国地方をゆっくりと北上し、17日に岡山県に再上陸、中国地方を北上して、17日には日本海へ進んだ。
また、16日には、京都府、滋賀県、福井県に大雨特別警報が発表された。
この台風に関連して、死者2人、重症12人、軽傷47人、全壊2棟、半壊5棟、一部損壊79棟、床上浸水79棟、床下浸水319棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風の速度が遅く、北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1990年台風第14号

8月17日にサイパン島の東海上で発生した台風第14号は、20日に硫黄島の南海上を通って、四国南海上から豊後水道・佐田岬半島を通過し、22日に大型で並みの勢力を保って広島市付近に上陸した。台風は日本海に抜けた後は、徐々に進行方向を北東に変え、23日に北海道西方海上で弱い熱帯低気圧となった。
この台風に関連して、死者6人、負傷者24人、全壊・流失2棟、半壊・一部破損65棟、床上浸水7棟、床下浸水413棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


----------------------

 平成30年8月20日12時 更新情報

  • 1318:2013年台風第18号、1112:2011年台風第12号、9808:1998年台風第8号、9014:1990年台風第14号、8210:1982年台風第10号

概要

8月20日現在、台風第20号が北へ移動しており、本州に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第20号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第20号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2013年台風第18号、2011年台風第12号、1998年台風第8号、1990年台風第14号、1982年台風第10号などがありました。

2013年台風第18号

9月13日に小笠原諸島近海で発生した台風18号は西北西に進み、15日には四国から紀伊半島の南海上を北上した。16日に愛知県に上陸し、関東甲信地方、東北地方を縦断し、夕方には三陸沖に抜け温帯低気圧に変わった。
また、16日には、京都府、滋賀県、福井県に大雨特別警報が発表された。
この台風に関連して、死者・行方不明者7人、負傷者133人、全壊48棟、半壊208棟、一部破損1394棟、床上浸水3011棟、床下浸水7078棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風の速度が遅く、北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1998年台風第8号

9月20日に沖ノ鳥島の北の海上で発生した台風第8号は、紀伊半島の南海上を北上し、21日に小型で弱い勢力で和歌山県の田辺市付近に上陸した。台風は紀伊半島北上し、滋賀県北部で弱い熱帯低気圧になった。その後、富山湾へ進み、22日9時、北日本付近で消滅した。
この台風と同時期の台風第7号に関連して、死者・行方不明18人、負傷者569人、全壊85棟、半壊771棟、一部破損20276棟、床上浸水1565棟、床下浸水7113棟の被害がもたらされた(気象要覧)。

72時間積算雨量


1990年台風第14号

8月17日にサイパン島の東海上で発生した台風第14号は、20日に硫黄島の南海上を通って、四国南海上から豊後水道・佐田岬半島を通過し、22日に大型で並みの勢力を保って広島市付近に上陸した。台風は日本海に抜けた後は、徐々に進行方向を北東に変え、23日に北海道西方海上で弱い熱帯低気圧となった。
この台風に関連して、死者6人、負傷者24人、全壊・流失2棟、半壊・一部破損65棟、床上浸水7棟、床下浸水413棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1982年台風第10号

日本の南海上を北上した台風第10号は,8月2日に愛知県に上陸し,その後本州中部を北上して朝には日本海に進み,温帯低気圧となった。また、台風の接近時には梅雨前線が関東の南海上から東方へのびて停滞していた。
この台風に関連して、死者・行方不明95人、負傷者174人、全壊・流失254棟、半壊・一部破損5058棟、床上浸水24587棟、床下浸水89315棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


------------------------------

 平成30年8月19日18時 更新情報

  • 1112:2011年台風第12号、9805:1998年台風第5号、9808:1998年台風第8号、8210:1982年台風第10号

概要

8月19日現在、台風第20号が北へ移動しており、本州に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第20号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第20号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2011年台風第12号、1998年台風第5号、1998年台風第8号、1982年台風第10号などがありました。

2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風の速度が遅く、北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1998年台風第5号

9月14日9時に小笠原諸島の南海上で台風となった第5号は、発達しながら北西へ進み、14日に父島の西の海上で大型でなみの強さの勢力となった。15日には紀伊半島の南海上へ進んで向きを北北東へ変え、16日に静岡県に上陸した。台風は関東を通って東北へ進み、超大型でなみの強さの勢力となった。台風はその後、釧路市付近に再上陸し北海道東部で温帯低気圧に変わった。
この台風に関連して、死者・行方不明6人、負傷者47人、全壊6棟、半壊14棟、床上浸水1177棟、床下浸水4412棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1998年台風第8号

9月20日に沖ノ鳥島の北の海上で発生した台風第8号は、紀伊半島の南海上を北上し、21日に小型で弱い勢力で和歌山県の田辺市付近に上陸した。台風は紀伊半島北上し、滋賀県北部で弱い熱帯低気圧になった。その後、富山湾へ進み、22日9時、北日本付近で消滅した。
この台風と同時期の台風第7号に関連して、死者・行方不明18人、負傷者569人、全壊85棟、半壊771棟、一部破損20276棟、床上浸水1565棟、床下浸水7113棟の被害がもたらされた(気象要覧)。

72時間積算雨量


1982年台風第10号

日本の南海上を北上した台風第10号は,8月2日に愛知県に上陸し,その後本州中部を北上して朝には日本海に進み,温帯低気圧となった。また、台風の接近時には梅雨前線が関東の南海上から東方へのびて停滞していた。
この台風に関連して、死者・行方不明95人、負傷者174人、全壊・流失254棟、半壊・一部破損5058棟、床上浸水24587棟、床下浸水89315棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


-------------

 平成30年8月19日11時 更新情報

  • 1318:2013年台風第18号、9805:1998年台風第5号、8210:1982年台風第10号

概要

8月19日現在、台風第20号が北へ移動しており、本州に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第20号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第20号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2013年台風第18号、1998年台風第5号、1982年台風第10号などがありました。

2013年台風第18号

9月13日に小笠原諸島近海で発生した台風18号は西北西に進み、15日には四国から紀伊半島の南海上を北上した。16日に愛知県に上陸し、関東甲信地方、東北地方を縦断し、夕方には三陸沖に抜け温帯低気圧に変わった。
また、16日には、京都府、滋賀県、福井県に大雨特別警報が発表された。
この台風に関連して、死者・行方不明者7人、負傷者133人、全壊48棟、半壊208棟、一部破損1394棟、床上浸水3011棟、床下浸水7078棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1998年台風第5号

9月14日9時に小笠原諸島の南海上で台風となった第5号は、発達しながら北西へ進み、14日に父島の西の海上で大型でなみの強さの勢力となった。15日には紀伊半島の南海上へ進んで向きを北北東へ変え、16日に静岡県に上陸した。台風は関東を通って東北へ進み、超大型でなみの強さの勢力となった。台風はその後、釧路市付近に再上陸し北海道東部で温帯低気圧に変わった。
この台風に関連して、死者・行方不明6人、負傷者47人、全壊6棟、半壊14棟、床上浸水1177棟、床下浸水4412棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1982年台風第10号

日本の南海上を北上した台風第10号は,8月2日に愛知県に上陸し,その後本州中部を北上して朝には日本海に進み,温帯低気圧となった。また、台風の接近時には梅雨前線が関東の南海上から東方へのびて停滞していた。
この台風に関連して、死者・行方不明95人、負傷者174人、全壊・流失254棟、半壊・一部破損5058棟、床上浸水24587棟、床下浸水89315棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


-------------
※台風経路および雨量分布の作図には、気象庁のベストトラックデータおよびアメダスデータを利用しています。また、作図にはGMTおよびGrADSを利用しています。