国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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山北村湯触 土砂流

山北村湯触位置図.jpg

河内川の河川敷にある「河内川ふれあいビレッジ」に面する沢から多量の土砂が流出して、「河内川ふれあいビレッジ」のいくつかの建物が埋積された(写真E-1、E-2)。河川敷には最大2m程度の厚さの土砂が堆積した(E-3、E-4)。

簡易測量によると河川敷に堆積した土砂量はおよそ15,000m3程度であり、さらに川内川にもある程度の量の土砂が流入したと考えられる。

この沢は、川内川に流出する付近の沢の中では比較的大きな流域面積(0.837 km2、地形図のピンク色で囲った流域)となっており、流量が多く多量の土砂流出が発生しやすい場所であったと考えられる。

写真E-1.jpg
写真E-2.jpg
写真E-3.jpg

2010年9月8日神奈川県山北町大雨被害調査