斜面崩壊の発生場所
神奈川県愛川町半原周辺の地質図
画像ファイルが存在しません。
斜面崩壊現場の状況
国道412号沿いの斜面の2カ所で表層崩壊が発生した。これらの斜面は段丘崖に相当する。崩壊地の斜面勾配は33.6°、崩壊深は1〜1.5mと推測された。東側の崩壊地では、褐色の風化土層の上に黒色の火山灰起源の土壌が載っており、崩壊面は両者の境界か風化土層内であると考えられる。
崩壊面の土層の粒度分析結果
すべり面
粘土(〜8φ)9.7 %、シルト(8〜4φ) 39.6 %、砂(4〜-1φ)43.3 %、礫(-1φ〜)7.4 %
表層土
粘土(〜8φ)7.2 %、シルト(8〜4φ) 52.7 %、砂(4〜-1φ)37.7 %、礫(-1φ〜)2.4 %