4次元データ(T,Z,Y,X)の時間と高度を指定し、2次元断面(スカラー)を描画するためのpython
使用環境の整備や前準備
Rocky9.2 Pyenvを活用したanaconda系
conda でxarrayとcartopy をインストールしている。
anaconda-2023.03での注意点(Rocky9.2環境)
こちらでは、matplotlibでエラーが出たので、
fig = plt.figure() Warning: Ignoring XDG_SESSION_TYPE=wayland on Gnome. Use QT_QPA_PLATFORM=wayland to run on Wayland anyway. qt.qpa.plugin: Could not load the Qt platform plugin "xcb" in "" even though it was found. This application failed to start because no Qt platform plugin could be initialized. Reinstalling the application may fix this problem. Available platform plugins are: eglfs, minimal, minimalegl, offscreen, vnc, webgl, xcb.
以下の3つをdnfでインストールした。
xcb-util-wm xcb-util-keysyms xcv-util-cursor
参考HP
ただし、まだ
Warning: Ignoring XDG_SESSION_TYPE=wayland on Gnome. Use QT_QPA_PLATFORM=wayland to run on Wayland anyway.
という警告がでるが、setnevn QT_QPA_PLATFORM wayland とすると、エラーが出てしまい、描画ができない。qt5-qtwaylandのパッケージを
入れればエラーが出ないのかもしれないが、大事なので、止めておく。警告が出ないようにだけしたいので、
setenv XDG_SESSION_TYPE xcb
とすると、警告はでなくなった。
参考HP
以下のプログラムで描画テストをするためのサンプルデータ
sample.nc.gz(29)
気象庁MSMの2時刻分のデータで、かつ、東西風Uと南北風Vのみが収録されている。
ダウンロード後にgunzipで解凍してください。
version1
最も簡単なクイックビューとして活用。1変数をシェードで地図と重ね合わせるためのプログラム。xarrayの描画機能を活用。
地図投影法としてcartopyを利用する。
Pytyon(描画関係メモ)_version1
version2
1変数をシェードで地図と重ね合わせるためのプログラムであるが、xarrayはデータの切り出しだけに専念する。
描画についてはmatplotlibの機能をcartopyと合わせて利用。図の調整が可能であり、綺麗な図を書きたいためのテクニックが入り込んでいる。
Pytyon(描画関係メモ)_version2
version3
version2の上位互換。風をベクトルや矢羽で重ねられるようになった。
Pytyon(描画関係メモ)_version3
version4
version3の上位互換。風のベクトルを間引きができるようになった。
観測データにおいてmissing_valueが含まれていても描画や間引きができるようになった。
dualドップラーレーダ解析結果をサンプルデータとしてver4では利用する
sample2.nc.gz(54)
Pytyon(描画関係メモ)_version4