国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
- 担当:三隅良平
- 時限・教室:春AB、月曜2時限(10:10〜11:25)、総合研究棟A・217B、なお出席の困難な学生のためにオンデマンドの映像授業を別途行う。
- 概要:熱力学第1法則、第2法則を充分に理解し、その応用として雲物理現象を理解する。また物理法則に基づいて自然を理解する眼を養うとともに、降水リモートセンシング(レーダ等)のターゲットである雲や雨について、その基本的な特徴を学ぶ。具体的には、最近の雲研究のトピック、乾燥空気の熱力学、水蒸気とその熱力学効果、雲の観測から見た特徴、雲粒の生成、凝結による雲粒成長、凍結のない雲における雨の発生、氷晶の生成と成長、雨と雪、気象調節の方法について、物理法則に基づいて理解する。
- 教科書:A Short Course in Cloud Physics (by R.R.Rogers & M.K.Yau)
- 講義日程
- 期末試験は、各講義で行った演習問題から出題します。各講義の演習問題と解答例は随時アップします。
- 9問中3問を選択して回答してもらいます
- 余力のある人は、上記3問に加えて「スペシャル問題」にも回答して下さい(加点あり)
- 電卓、定規持ち込み可です。
- 期末試験は、予定通り6月28日(月)10:10〜11:25に総合研究棟A・217Bで行います。ただし出席が困難な学生については、manabaに「期末レポート課題」をアップしますので、それを期限までに提出することで期末試験の代わりとします(6月30日〆切)。
- 「期末レポート」ではオリジナル問題を3題出題します(講義での演習問題とは異なる問題です)
- 余力のある人は、上記3問に加えて「スペシャル問題」にも回答して下さい(加点あり)
- レポート作成にあたっては、講義資料やその他の文献等を参照しても構いません