国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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rocky9.4立ち上げメモ

  Rocky9.4ダウンロード

https://rockylinux.org/ja/download
からダウンロード。今回はMinimal ISOで実施した。FULLの10GBダウンロードするのがしんどかったので。

  BOOT のためのUSB作成(Rufus)

https://rufus.ie/ja/
からソフトウェアをダウンロード。WINDOWSで、USBを指して、
https://robo-marc.github.io/tutorials/usbimage_howto/ に書いてあるとおりにUSB起動メモリを作成する

  サーバのbootの優先順位を決定

サーバ立ち上げ時にF2などのキーを押して、biosを立ち上げる。USB起動の場合には、
UEFI起動 を選んでおき、USBを指しておけば、rockyのインストーラーが走り出す。

  Rocky (8 or 9) をインストール

もし、FULLの場合には、色々と選べるが、Minimalの場合、以下のサイトにあるように設定できることが限られます
https://l-study.arcjp.com/lpic/useful-info/rockylinux/#%EF%BC%94%EF%BC%8CRocky_Linux%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB

  ネットワークの設定 (minumalでインストールすると、run levelが3となり、graphical な run level=5には最初はならない)

Rockyが無事にインストールされた場合、minimalなので、開発ツールなどの必要なソフトウェアのインストールが必要。
そのためには、networkの設定が必要。LANケーブルを指した上で、
nmcli device show
とすると、eno1(ここはLANを指した場所によって異なる)などが表示され、typeがethernetとなっているものを確認する。
ここではeno1がイーサーネットのデバイスであるとして、話を進める。

# 静的アドレスへ変更
  nmcli con mod eno1 ipv4.method manual
# IPアドレスとサブネットを指定 (/24 は 255.255.255.0と与えることと同じ)
  nmcli con mod eno1 ipv4.address "192.168.1.100/24"
# DNSを設定 (ここでは2つ設定している)
  nmcli con mod eno1 ipv4.dns "192.168.1.1 192.168.1.2"
# デフォルトゲートウェイの指定
  nmcli con mod eno1 ipv4.gateway "192.168.1.1"
# 自動接続を有効
  nmcli con mod eno1 connection.autoconnect yes
#反映
  nmcli con up eno1

  updateと開発ツール、グラフィカルなGHOMEを使いたい

ひとまず、

dnf update
dnf groupinstall "development tools"
dnf groupinstall "Server with GUI"

として、コンパイラのインストールやGUI立ち上げの準備をする。

 systemctl set-default graphical.target

として、次回の起動時には、GUI起動するようにする。ここで再起動。

  SELINUXについて

SELINUXについては、不要な場合、

# vi /etc/selinux/config

 SELINUX=enforcing
と設定します。そして、再起動します。

  EPELについて

epelのパッケージはNETCDFなどを扱う場合、必須。

dnf install epel-release

としたあとで、rocky8であれば、

dnf config-manager --set-enabled powertools

rocky9であれば、

dnf config-manager --set-enabled crb

とする

  気象学で一般的なパッケージのインストール

NETCDF,fortran, データベース、グラフィック系、emacs等をインストール。私のおすすめは、

dnf install netcdf
dnf install netcdf-devel
dnf install netcdf-static
dnf install gcc-gfortran
dnf install netcdf-fortran
dnf install netcdf-fortran-static
dnf install netcdf-fortran-devel
dnf install ncview
dnf install gv
dnf install emacs
dnf install cpan
dnf install ImageMagick
dnf install mpich
dnf --enablerepo=powertools (rocky9の場合、ここはcrb) install blas-devel lapack-devel

を一通り、インストールする。これで大体の解析は十分に可能(pythonを除く)。

 DB関係では

dnf install postgresql
dnf install perl-DBI
dnf install perl-DBI-Pg
dnf install perl-DBI-MySQL

 perlスクリプトでのOPENSSH関係での通信のために

cpan install IO::Pty
cpan install Net::OpenSSH

 日本語環境の構築のために

dnf install ibus-anthy
dnf install xcb-util-cursor
dnf install xcb-util-keysyms
dnf install xcb-util-wm

その後、ibus-setpuで日本語を選択可能とするための環境設定を行う。
rocky9.2日本語入力ができない問題 を参照してください。
mozcについては後日追記します。

 bashrcの設定

pythonとの相性で、最近はtcshよりもbashをつかっています。
.bash_profileにて、