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更新履歴
初版作成日:2018年10月12日
最終更新日:2018年10月12日
はじめに
防災科研では,気象レーダで“ひょう”監視するための技術開発を行っています.その技術を検証し高度化するためには,気象レーダで“ひょう”が降ったと判定された場所と実際に“ひょう”が降った場所を比較する必要があります.しかし“ひょう”は非常に狭い範囲に急に降るため,既存の観測網で捉えることが難しい現象です.また“ひょう”は暖かい季節に降ることが多いため,地上に降った後すぐに融けてしまうこともあります.そのため市民の皆様からのリポートが貴重な情報源です.
“ひょう”を目撃した時は,安全を確保の上,「ふるリポ!」へのリポートをぜひお願いします!
「ふるリポ!」へのリポートはこちらから → https://fururipo.bosai.go.jp/fururipo/
「ふるリポ!」ひょう事例
2017年以降,「ふるリポ!」に“ひょう・あられ”のリポートが届いた日数は33日ありました.
(2018年10月12日現在)
ここでは,最大で直径2cm以上のひょうのリポートがあった事例についてご紹介します.
1) 2017年6月16日
複数の積乱雲により各地でひょうが降りました.
八王子市(15:30頃) → 最大3cm以上4cm未満
つくば市(16:30頃から17:00頃) → 最大2cm以上3cm未満
取手市(16:45頃) → 最大5cm以上
つくばみらい市(16:45頃) → 最大2cm以上3cm未満
2) 2017年7月18日
東京都荒川区(15:15頃) → 最大5cm以上
3) 2017年9月25日
つくば市(20:00頃) → 最大2cm以上3cm未満
4) 2018年8月27日
さいたま市(17:45頃) → 最大2cm以上3cm未満