国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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土砂移動分布図の試作

豪雨に伴う土砂災害の軽減に資するため、防災科学技術研究所が作成した土砂移動分布図を試験的に公開しています。
ファイル形式はkmz形式であり、Google EarthやGISソフト上で表示することができます。
なお、Google Earthの衛星写真の位置は正確ではない場合もあるため、土砂移動分布とずれることがあります。

土砂移動分布図について

過去の土砂災害について、空中写真の実体視や光学衛星画像により崩壊や土石流など土砂移動の発生域・流下域・堆積域を判読したものです。発生域・流下域・堆積域の区別はされておらず、まとめて赤色で塗られています。土砂移動分布図を見ると、数kmの範囲内でも土砂移動が多数発生した場所とそうでない場所があることがわかります。
なお、空中写真の撮影高度・角度の影響や手作業により作成されていること、現地調査を十分に実施していないことなどの原因により、必ずしも正確な場所や判読内容が記載されているとは限りません。

東北地方


 宮城県丸森町・白石市、福島県伊達市土砂移動分布図(2019年10月豪雨災害)−判読範囲565km2

ダウンロードはこちら→2019Marumori_Map_of_soilmovement_v220708.kmz(15)

範囲:丸森町・白石市・伊達市・相馬市・飯館村
判読に使用した空中写真:
国土地理院−令和元年東日本台風 正射画像「丸森地区(10/20撮影)」,「丸森地区(10/21撮影)」
災害発生時の最大1時間雨量約75mm,最大6時間雨量約370mm,最大24時間雨量約590mm(気象庁解析雨量による)
文献引用例:若月 強・吉原直志・遠藤悠一・大森 想・古賀 亘(2020)令和元年(2019 年)東日本台風による宮城県丸森町周辺と岩手県三陸海岸沿いの斜面変動の分布,主要災害調査,58,21-34.


関東地方


 茨城県高萩市・日立市土砂移動分布図(1977年9月台風11号豪雨災害)−判読範囲519km2

ダウンロードはこちら→1977_Takahagi_Hitachi.kmz(730)

範囲:高萩市・日立市
判読に使用した空中写真の整理番号−日立北部82-10 C1-C10 (撮影年度1982年,縮尺1:16000),
災害発生時の最大1時間雨量56mm,最大6時間雨量159mm,最大24時間雨量257mm(花園観測点)
文献引用例:若月 強・山下久美子・石川美樹(2013)茨城県高萩市・日立市土砂移動分布図(1977年9月台風11号豪雨災害).防災科学技術研究所.URL: http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements

 千葉県中部土砂移動分布図(1970年7月,1971年9月豪雨災害)(kmz形式)−判読範囲599km2

ダウンロードはこちら→1970-71_Chiba_v.kmz(119)

範囲:いすみ市,大多喜町,市原市,君津市,富津市
判読に使用した空中写真の整理番号−KT-71-3X C1B,C2B,C3B,C4 計91枚 (撮影年度1971年,縮尺1:20000)
1970年7月災害発生時の最大1時間雨量101mm,最大6時間雨量324mm,最大24時間雨量358mm(坂畑観測点)
1970年7月災害発生時の最大1時間雨量116mm,最大6時間雨量313mm,最大24時間雨量337mm (大多喜観測点)
1971年9月災害発生時の最大1時間雨量65mm,最大6時間雨量198mm,最大24時間雨量291mm(大原観測点)
文献引用例:若月 強・菊池輝海・上田真理子・猪股泰広(2014)千葉県中部土砂移動分布図(1970年7月,1971年9月豪雨災害).防災科学技術研究所.URL: http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements

 富津市・君津市土砂移動分布図(平成元(1989)年8月台風13号)(kmz形式)−判読範囲271km2

ダウンロードはこちら→1989_Futtsu_Kimitsu_v.kmz(750)

範囲:富津市・君津市
判読に使用した空中写真の整理番号−KT-90-1X C3-C4 (撮影年度1990年,縮尺1:25000)
災害発生時の最大1時間雨量71mm,最大6時間雨量236mm,最大24時間雨量373mm(坂畑観測点)
文献引用例:若月 強・石澤岳昂・佐藤昌人(2012)富津市・君津市土砂移動分布図(平成元(1989)年8月台風13号).防災科学技術研究所.URL: http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements

 山北町土砂移動分布図(昭和47(1972)年7月豪雨)(kmz形式)−判読範囲 388 km2

ダウンロードはこちら→landslide(tanzawa)_r.kmz(1060)

範囲:山北町
判読に使用した空中写真の整理番号−Kanagawa D10-D19(撮影年度1974年,縮尺1:10000),F1-F5(撮影年度1973年,縮尺1:7000)
災害発生時の最大1時間雨量86mm,最大6時間雨量265mm,最大24時間雨量462mm(玄倉観測点)
文献引用例:若月 強・石澤岳昂・佐藤昌人(2012)山北町土砂移動分布図(昭和47(1972)年7月豪雨).防災科学技術研究所.URL: http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements


北陸地方


 出雲崎町・長岡市・柏崎市土砂移動分布図(2004年7月豪雨災害)−判読範囲244km2

ダウンロードはこちら→2004Izumozaki_Map_of_soilmovement_v220816.kmz(7)

範囲:出雲崎町・長岡市・柏崎市
判読に使用した空中写真://アジア航測株式会社撮影−出雲崎災害(平成16(2004)年7月23日撮影、縮尺1:8000)
文献引用例:若月 強・古賀 亘・大森 想・青木慎弥・木附貴哉・坂田紘崇・真庭志歩・遠藤悠一・尾花拓海・村田航平・鎌倉京平・市川竣介(2022)出雲崎町・長岡市・柏崎市土砂移動分布図(平成16(2004)7月新潟豪雨).防災科学技術研究所.URL: http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements


近畿地方

 那智勝浦町土砂移動分布図(平成23(2011)年9月台風12号)(kmz形式)−判読範囲73km2

ダウンロードはこちら→2011_landslide(nachi basin)_v2.kmz(1085)

範囲:那智勝浦町
判読に使用した空中写真の整理番号−Kii-C09,C10,C11,C12 計91枚(2011年9月7撮影,地上画素寸法(地上解像度)20cm/pix)
災害発生時の最大1時間雨量112mm,最大6時間雨量370mm,最大24時間雨量623mm(市野々観測点)
文献:若月 強・石澤岳昂・佐藤昌人(2014)花崗斑岩山地における斜面崩壊の特性とその土層構造:2011年那智勝浦町災害の事例,地形,35,251-274.
文献引用例:若月 強・佐藤昌人・菊池輝海(2014)那智勝浦町土砂移動分布図(平成23(2011)年9月台風12号).防災科学技術研究所.URL: http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements


中国地方

 防府市土砂移動分布図(平成21(2009)年7月中国・九州北部豪雨)(kmz形式)−判読範囲88km2

ダウンロードはこちら→2009Hofu_Map_of_soilmovement.kmz(5)

範囲:防府市・山口市
判読に使用した空中写真−アジア航測株式会社撮影の災害直後の空中写真(C1-C9),国際航業株式会社・株式会社パスコ撮影の空中写真(7/22, 23撮影
なお,判読範囲の西側部(勝坂付近)は,アジア航測株式会社が判読したものをトレースした.
災害発生時の最大1時間雨量64mm,最大6時間雨量220mm,最大24時間雨量244mm(防府観測点)
文献:若月 強・石澤岳昂・植竹政樹・川田真也(2010)2009年7月防府市・山口市豪雨災害において花崗岩斜面に発生した土石流と斜面崩壊の特徴,主要災害調査,44,39-51.


九州地方

 熊本県・大分県土砂移動分布図(平成28(2016)年4月熊本地震)(kmz形式)−判読範囲5,794km2

ダウンロード及び詳細は下記ページから
http://www.bosai.go.jp/mizu/dosha.html

範囲:
熊本県阿蘇市・南阿蘇村・西原村・大津町・菊池市・益城町・御船町・高森町・合志市・熊本市・小国町・南小国町・産山村・山都町・甲佐町・美里町・宇土市・宇城市・氷川町・八代市・上天草市・天草市・山鹿市・玉東市・玉名市・和水町・南関市・荒尾市・長洲町
大分県竹田市・別府市・由布市・宇佐市・日田市
熊本県大牟田市
災害が発生した震度:主に震度5強〜震度7
文献引用例:若月 強・竹田尚史・青木慎弥・佐藤昌人・武良 光・猪股泰広(2016)熊本県・大分県土砂移動分布図(平成28(2016)年4月熊本地震).防災科学技術研究所.URL: http://www.bosai.go.jp/mizu/dosha.html

 朝倉市・日田市・東峰村土砂移動分布図(平成29(2017)年7月九州北部豪雨)(kmz形式)−判読範囲1,442km2

ダウンロードはこちら→2017HitaAsakura_Map_of_slopemovement_v1806.kmz(457)

範囲:朝倉市・日田市・東峰村・添田町・中津市
判読に使用した空中写真:
国土地理院−平成29年7月九州北部豪雨 正射画像「空中写真(朝倉地区)(7/13撮影)」,「空中写真(東峰地区)(7/13撮影)」,「空中写真(東峰地区)(7/30,31撮影)」,及び垂直写真「朝倉地区(7/13撮影)」,「東峰地区(7/13撮影)」,「東峰地区(7/30撮影)」,「東峰地区(7/31撮影)」
朝日航洋株式会社−平成29年九州北部豪雨災害地区空中写真(7月13-14日撮影),平成29年九州北部豪雨災害地区空中写真(7月13-14, 30日撮影)(いずれも正射画像)
災害発生時の最大1時間雨量129.5mm,最大6時間雨量353mm,最大24時間雨量513mm(朝倉観測点)
文献引用例:若月 強・佐藤昌人・榎本壮平・吉原直志・武良 光(2018)朝倉市・日田市・東峰村土砂移動分布図(平成29(2017)年7月九州北部豪雨).防災科学技術研究所.URL: http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements

 芦北町・津奈木町・球磨村・山江村・相良村・五木村・八代市・人吉市土砂移動分布図(令和2(2020)年7月豪雨)(kmz形式)−判読範囲987km2

ダウンロードはこちら→2020Kumamoto_Map_of_soilmovement_v220823.kmz(9)

範囲:芦北町・津奈木町・球磨村・山江村・相良村・五木村・八代市・人吉市
判読に使用した衛星画像:Pleiades- DS_PHR1A_202008060205049_FR1_PX_E130N32_1108_03450,DS_PHR1A_202011110208166_FR1_PX_E130N32_1111_01787,DS_PHR1A_202008060205049_FR1_PX_E130N32_1108_03450,DS_PHR1A_202011110208599_FR1_PX_E130N32_0705_03298
なお,今回使用した衛星画像は比較的日陰の部分が見えにくい状態であり,判読不能範囲以外にも見落としが存在する可能性がある.
災害発生時の最大1時間雨量約140mm,最大6時間雨量約560mm,最大24時間雨量約715mm(芦北町,気象庁解析雨量による)
文献引用例:若月 強・島田真紀子・山本信良・遠藤悠一・大森 想・尾原健太・秋田寛己・檀上 徹・佐藤昌人(2022)令和2 年(2020 年)7 月豪雨による熊本県南西部の土砂移動分布図の作成といくつかの斜面崩壊地の岩石・土層物性の調査,主要災害調査,60.



 

免責事項等
1.土砂移動分布図の利用、あるいは利用できなかったことに伴い生じるいかなる損害にも防災科学技術研究所は責任を負わないものとします。
2.土砂移動分布図の内容は事前の予告無く変更することがあります。
3.本ページでダウンロードできるkmz形式には地図情報の上に重ね合わせる位置情報のみが記録されており、ユーザが使用する地図情報については、防災科学技術研究所は責任を負わないものとします。

著作権について
土砂移動分布図に関する著作権は防災科学技術研究所が所有します。

データの利用に関するお願い
土砂移動分布図を利用した時はその旨を明示してください。

担当
水・土砂防災研究部門 若月 強
http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=Maps_of_Sediment_Movements