更新履歴
- 平成29年10月25日 初版
- 平成29年10月28日 第2版
連絡先
- 水・土砂防災研究部門 飯塚・栢原
- 広報課担当者 菊地・三好(029-863-7784)
平成29年10月28日10時 更新情報
概要
10月28日現在、台風第22号は那覇市の南南東約110kmのところに位置しており、今後日本へ接近することが予想されています。(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第21号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。
今後の台風第22号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では、1980年の台風第19号、2008年の台風第13号、2011年台風第2号などがありました。
- 8019:1980年台風第19号、0813:2008年台風第13号、1102:2011年台風第2号
2011年台風第2号
5月28日から29日にかけて沖縄地方を通過し、29日午前には九州南海、昼には四国南海を北東に進み、15時に温帯低気圧に変わった。低気圧は30日にかけて、関東地方の南から東海上を通過した。
72時間積算雨量
2008年台風第13号
9月18日に九州南部を通過し、四国南部から、東海地方南部を経て、20日午前には関東の南東海上を東北東に進み、21日9時には日本の東海上で温帯低気圧に変わった。
72時間積算雨量
1980年台風第19号
10月12日9時には宮古島の東約70kmの海上に達し後、東シナ海南部を北上して14日には日本の南岸沿いを東北東進した。
台風が北上するにつれて日本の南岸に停滞していた前線も活発化し,九州,四国では12日夜半頃から強い雨が降り始め,13,14日には関東から西の太平洋側を中心に大雨となった。
この台風により、死者・行方不明4人、負傷者28人、全壊・流失13棟、半壊・一部破損472棟、床上浸水97棟、床下浸水2298棟の被害が生じた(参考資料:気象要覧)
72時間積算雨量
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平成29年10月25日17時 更新情報
概要
10月25日現在、台風第22号は北に移動しており、今後日本へ接近することが予想されています。(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第21号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html)
今後の台風第22号と類似した経路を取った台風として、八丈島に強風被害をもたらした1975年の台風第13号や1981年台風第24号などがありました。
- 7513:1975年台風第13号、8124:1981年台風第24号
1981年台風第24号
10月21日に沖縄本島の東海上で北東に転じ,関東の南東海上を北東に進んだ。
この台風により、死者・行方不明4人、負傷者11人、全壊・流失13棟、半壊・一部破損124棟、床上浸水11528棟、床下浸水31285棟の被害が生じた(参考資料:気象要覧)。
72時間積算雨量
※台風経路および雨量分布の作図には、気象庁のベストトラックデータおよびアメダスデータを利用しています。また、作図にはGMTおよびGrADSを利用しています。