国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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平成30年台風第19号と類似した経路の過去の台風

更新履歴

  • 平成30年8月17日 第1版
  • 平成30年8月17日 第2版
  • 平成30年8月18日 第3版
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  • 平成30年8月19日 第5版
  • 平成30年8月20日 第6版
  • 平成30年8月21日 第7版
  • 平成30年8月22日 第8版
  • 平成30年8月23日 第9版
  • 平成30年8月24日 第10版

連絡先 

  • 水・土砂防災研究部門 栢原・飯塚

 平成30年8月24日5時 更新情報

  • 0215:2002年台風第15号、8508:1985年台風第8号

概要

8月24日現在、朝鮮半島に位置する台風第19号は、今後日本海を北東に進むことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2002年台風第15号、1985年台風第8号などがありました。

2002年台風第15号

8月26日に台風15号は、父島の南東海上で大型で強い台風となり、次第に北西へ向きを変え、29日に奄美大島北部を通過した。台風は次第に北へ向きを変えて東シナ海を進み、31日に朝鮮半島に上陸した。その後、北北東へ向きを変えて、9月1日に同半島の東岸で熱帯低気圧になった。
この台風に関連して、負傷者12人、全壊1棟、半壊10棟、一部損壊126棟、床上浸水105棟、床下浸水275棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月23日11時 更新情報

  • 0215:2002年台風第15号、8508:1985年台風第8号

概要

8月23日現在、チェジュ島付近に位置する台風第19号は、今後日本海を北東に進むことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2002年台風第15号、1985年台風第8号などがありました。

2002年台風第15号

8月26日に台風15号は、父島の南東海上で大型で強い台風となり、次第に北西へ向きを変え、29日に奄美大島北部を通過した。台風は次第に北へ向きを変えて東シナ海を進み、31日に朝鮮半島に上陸した。その後、北北東へ向きを変えて、9月1日に同半島の東岸で熱帯低気圧になった。
この台風に関連して、負傷者12人、全壊1棟、半壊10棟、一部損壊126棟、床上浸水105棟、床下浸水275棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月22日11時 更新情報

  • 0215:2002年台風第15号、9414:1994年台風第14号、9112:1991年台風第12号、8508:1985年台風第8号

概要

8月22日現在、九州の西に位置する台風第19号が東シナ海を北上しています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2002年台風第15号、1994年台風第14号、1991年台風第12号、1985年台風第8号などがありました。

2002年台風第15号

8月26日に台風15号は、父島の南東海上で大型で強い台風となり、次第に北西へ向きを変え、29日に奄美大島北部を通過した。台風は次第に北へ向きを変えて東シナ海を進み、31日に朝鮮半島に上陸した。その後、北北東へ向きを変えて、9月1日に同半島の東岸で熱帯低気圧になった。
この台風に関連して、負傷者12人、全壊1棟、半壊10棟、一部損壊126棟、床上浸水105棟、床下浸水275棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1994年台風第14号

72時間積算雨量


1991年台風第12号

8月15日に南鳥島の南西海上で発生した弱い熱帯低気圧は西北西に進み、16日に父島の南東海上で台風第12号となった。その後西北西進し、奄美大島近海を経て北よりに進路を変更し、21日から22日にかけて九州の南海上で最も発達し、大型で並の強さとなった。23日に大型で並の強さで五島列島付近を通過した後、朝鮮半島南部に上陸した。
この台風に関連して、死者・行方不明16人、負傷者11人、全壊・流失9棟、半壊・一部破損44棟、床上浸水512棟、床下浸水3650棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量



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 平成30年8月21日11時 更新情報

  • 0215:2002年台風第15号、9112:1991年台風第12号、8508:1985年台風第8号

概要

8月21日現在、奄美大島の近海に位置する台風第19号が北上しています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2002年台風第15号、1991年台風第12号、1985年台風第8号などがありました。

2002年台風第15号

8月26日に台風15号は、父島の南東海上で大型で強い台風となり、次第に北西へ向きを変え、29日に奄美大島北部を通過した。台風は次第に北へ向きを変えて東シナ海を進み、31日に朝鮮半島に上陸した。その後、北北東へ向きを変えて、9月1日に同半島の東岸で熱帯低気圧になった。
この台風に関連して、負傷者12人、全壊1棟、半壊10棟、一部損壊126棟、床上浸水105棟、床下浸水275棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1991年台風第12号

8月15日に南鳥島の南西海上で発生した弱い熱帯低気圧は西北西に進み、16日に父島の南東海上で台風第12号となった。その後西北西進し、奄美大島近海を経て北よりに進路を変更し、21日から22日にかけて九州の南海上で最も発達し、大型で並の強さとなった。23日に大型で並の強さで五島列島付近を通過した後、朝鮮半島南部に上陸した。
この台風に関連して、死者・行方不明16人、負傷者11人、全壊・流失9棟、半壊・一部破損44棟、床上浸水512棟、床下浸水3650棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月20日11時 更新情報

  • 0215:2002年台風第15号、9112:1991年台風第12号、8508:1985年台風第8号

概要

8月20日現在、南大東島の近海に位置する台風第19号が北上しており、今後九州・沖縄地方に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2002年台風第15号、1991年台風第12号、1985年台風第8号などがありました。

2002年台風第15号

8月26日に台風15号は、父島の南東海上で大型で強い台風となり、次第に北西へ向きを変え、29日に奄美大島北部を通過した。台風は次第に北へ向きを変えて東シナ海を進み、31日に朝鮮半島に上陸した。その後、北北東へ向きを変えて、9月1日に同半島の東岸で熱帯低気圧になった。
この台風に関連して、負傷者12人、全壊1棟、半壊10棟、一部損壊126棟、床上浸水105棟、床下浸水275棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


1991年台風第12号

8月15日に南鳥島の南西海上で発生した弱い熱帯低気圧は西北西に進み、16日に父島の南東海上で台風第12号となった。その後西北西進し、奄美大島近海を経て北よりに進路を変更し、21日から22日にかけて九州の南海上で最も発達し、大型で並の強さとなった。23日に大型で並の強さで五島列島付近を通過した後、朝鮮半島南部に上陸した。
この台風に関連して、死者・行方不明16人、負傷者11人、全壊・流失9棟、半壊・一部破損44棟、床上浸水512棟、床下浸水3650棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月19日11時 更新情報

  • 0215:2002年台風第15号、9112:1991年台風第12号、8508:1985年台風第8号

概要

8月19日現在、父島近海に位置する台風第19号が北上しており、今後西日本に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2002年台風第15号、1991年台風第12号、1985年台風第8号などがありました。

2002年台風第15号

8月26日に台風15号は、父島の南東海上で大型で強い台風となり、次第に北西へ向きを変え、29日に奄美大島北部を通過した。台風は次第に北へ向きを変えて東シナ海を進み、31日に朝鮮半島に上陸した。その後、北北東へ向きを変えて、9月1日に同半島の東岸で熱帯低気圧になった。
この台風に関連して、負傷者12人、全壊1棟、半壊10棟、一部損壊126棟、床上浸水105棟、床下浸水275棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量



1991年台風第12号

8月15日に南鳥島の南西海上で発生した弱い熱帯低気圧は西北西に進み、16日に父島の南東海上で台風第12号となった。その後西北西進し、奄美大島近海を経て北よりに進路を変更し、21日から22日にかけて九州の南海上で最も発達し、大型で並の強さとなった。23日に大型で並の強さで五島列島付近を通過した後、朝鮮半島南部に上陸した。
この台風に関連して、死者・行方不明16人、負傷者11人、全壊・流失9棟、半壊・一部破損44棟、床上浸水512棟、床下浸水3650棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月19日1時 更新情報

  • 0215:2002年台風第15号、9113:1991年台風第13号、8508:1985年台風第8号

概要

8月19日現在、父島近海に位置する台風第19号が北上しており、今後西日本に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2002年台風第15号、1991年台風第13号、1985年台風第8号などがありました。

2002年台風第15号

8月26日に台風15号は、父島の南東海上で大型で強い台風となり、次第に北西へ向きを変え、29日に奄美大島北部を通過した。台風は次第に北へ向きを変えて東シナ海を進み、31日に朝鮮半島に上陸した。その後、北北東へ向きを変えて、9月1日に同半島の東岸で熱帯低気圧になった。
この台風に関連して、負傷者12人、全壊1棟、半壊10棟、一部損壊126棟、床上浸水105棟、床下浸水275棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量



1991年台風第13号

8月26日に日本の南海上で発生した弱い熱帯低気圧は西北西進し、28日に屋久島の南海上で台風第13号となった。ごく小さい弱い台風から勢力を強めることはなく東シナ海で進路を北に変え、五島列島付近を通過した後、29日に対馬付近で弱い熱帯低気圧となった。その後北東進して、日本海中部で温帯低気圧となり、津軽海峡で消滅した。
この台風に関連して、死者1人、全壊1棟、半壊・一部破損2棟、床上浸水1棟、床下浸水1棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月18日11時 更新情報

  • 0705:2007年台風第5号、0416:2004年台風第16号、9113:1991年台風第13号、8508:1985年台風第8号

概要

8月18日現在、父島近海に位置する台風第19号が北上しており、今後西日本に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2007年台風第5号、2004年台風第16号、1991年台風第13号、1985年台風第8号などがありました。

2007年台風第5号

7月29日にマリアナ諸島付近で発生した台風第5号は、北西に進みながら発達し、8月2日に宮崎県に上陸した。北北西から北に進み、大分県を経て瀬戸内海に抜けて、山口県に再上陸し日本海側に抜けた。日本海を北東に進み4日には青森県津軽半島に再上陸した。台風5号は中心気圧960ヘクトパスカル程度の強い勢力で上陸したため、西日本に大雨、暴風をもたらした。
この台風に関連して、負傷者30人、全壊2棟、半壊8棟、一部破損153棟、床上浸水146棟、床下浸水491棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2004年台風第16号

鹿児島県串木野市付近に大型で強い勢力で九州を縦断し、山口県防府市付近に再上陸した後、中国地方から能登沖を、速度を速めながら強い勢力のまま北東に進んだ。8月27日から31日にかけての総雨量は、西日本の太平洋側で500mmを越え、台風上陸・接近に伴い各地で暴風となり被害をもたらした。また30日夜には、台風接近と大潮期間の満潮とが重なり、高松港,宇野港などで観測開始以来最も高い潮位を観測した。瀬戸内海沿岸では広い範囲にわたって浸水被害が発生した。
この台風により、死者・行方不明16人、負傷者273人、全壊18棟、半壊74棟、一部損壊2862棟、床上浸水15971棟、床下浸水28964棟のの被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1991年台風第13号

8月26日に日本の南海上で発生した弱い熱帯低気圧は西北西進し、28日に屋久島の南海上で台風第13号となった。ごく小さい弱い台風から勢力を強めることはなく東シナ海で進路を北に変え、五島列島付近を通過した後、29日に対馬付近で弱い熱帯低気圧となった。その後北東進して、日本海中部で温帯低気圧となり、津軽海峡で消滅した。
この台風に関連して、死者1人、全壊1棟、半壊・一部破損2棟、床上浸水1棟、床下浸水1棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1985年台風第8号

台風は九州の南海上から東シナ海へゆっくり北西進した。
この台風に関連して、半壊・一部破損62棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月17日23時 更新情報

  • 1112:2011年台風第12号、0705:2007年台風第5号、0610:2006年台風第10号、9113:1991年台風第13号、9014:1990年台風第14号

概要

8月17日現在、台風第19号が北へ移動しており、西日本方面に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2011年台風第12号、2007年台風第5号、2006年台風第10号、1991年台風第13号、1990年台風第14号などがありました。

2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風の速度が遅く、北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2007年台風第5号

7月29日にマリアナ諸島付近で発生した台風第5号は、北西に進みながら発達し、8月2日に宮崎県に上陸した。北北西から北に進み、大分県を経て瀬戸内海に抜けて、山口県に再上陸し日本海側に抜けた。日本海を北東に進み4日には青森県津軽半島に再上陸した。台風5号は中心気圧960ヘクトパスカル程度の強い勢力で上陸したため、西日本に大雨、暴風をもたらした。
この台風に関連して、負傷者30人、全壊2棟、半壊8棟、一部破損153棟、床上浸水146棟、床下浸水491棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2006年台風第10号

8月13日に小笠原諸島の西南沖で発生した台風第10号は、ゆっくりとした速度で北西に進み、18日に宮崎県に上陸した。ゆっくりとした速度で九州を北上し、19日に北九州沖から日本海に抜け、20日には熱帯低気圧に変わった。風速25m以上の暴風域は無いが、速度が遅く九州、四国にかけて長時間の大雨となった。また日本海側の前線の影響で北海道、東北北部でも大雨となった。
この台風に関連して、負傷者5人、全壊1棟、半壊3棟、一部破損3棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟、非住宅被害12棟の被害がもたらされた(宮崎県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、高知県)。
72時間積算雨量


1991年台風第13号

8月26日に日本の南海上で発生した弱い熱帯低気圧は西北西進し、28日に屋久島の南海上で台風第13号となった。ごく小さい弱い台風から勢力を強めることはなく東シナ海で進路を北に変え、五島列島付近を通過した後、29日に対馬付近で弱い熱帯低気圧となった。その後北東進して、日本海中部で温帯低気圧となり、津軽海峡で消滅した。
この台風に関連して、死者1人、全壊1棟、半壊・一部破損2棟、床上浸水1棟、床下浸水1棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


1990年台風第14号

8月16日にサイパン島の東海上で発生した弱い熱帯低気圧は、17日に台風第14号とり、20日に硫黄島の南海上を通って、四国南海上から豊後水道を通過し、22日に大型で並みの勢力を保って広島県に上陸した。台風は日本海に抜けた後は、徐々に進行方向を北東に変え、23日に北海道西方海上で弱い熱帯低気圧となった。
この台風に関連して、死者6人、負傷者24人、全壊・流失2棟、半壊・一部破損65棟、床上浸水7棟、床下浸水413棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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 平成30年8月17日0時 更新情報

  • 1112:2011年台風第12号、0705:2007年台風第5号、0610:2006年台風第10号、9304:1993年台風第4号、9014:1990年台風第14号

概要

8月17日現在、台風第19号が北へ移動しており、西日本方面に向かうことが予想されています(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)。
私たちが運用している「台風災害データベースシステム」*を利用して、今後予想される台風第19号の経路と類似する経路を取った過去の台風の被害や雨の分布を示します。
*台風災害データベースシステム(http://ccwd07.bosai.go.jp/DTD2/index.html
※最新の台風と類似した経路の台風情報は、http://mizu.bosai.go.jp/wiki2/wiki.cgiをご覧ください)。

今後の台風第19号と類似した経路を取った台風として、1980年以降では2011年台風第12号、2007年台風第5号、2006年台風第10号、1993年台風第4号、1990年台風第14号などがありました。

2011年台風第12号

8月25日にマリアナ諸島近海で発生した台風第12号は、ゆっくりと北北西に進み、26日から31日にかけて小笠原近海を北上し、9月1日からは北北西にゆっくりと進み、3日に高知県東部に上陸した。ゆっくりした速さで四国を北上した後、岡山県に再上陸した。台風の速度が遅く、北上を続けたため、紀伊半島を中心として記録的な大雨となった。
この台風に関連して、死者・行方不明98人、負傷者113人、全壊379棟、半壊3159棟、一部破損470棟、床上浸水5500棟、床下浸水16594棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2007年台風第5号

7月29日にマリアナ諸島付近で発生した台風第5号は、北西に進みながら発達し、8月2日に宮崎県に上陸した。北北西から北に進み、大分県を経て瀬戸内海に抜けて、山口県に再上陸し日本海側に抜けた。日本海を北東に進み4日には青森県津軽半島に再上陸した。台風5号は中心気圧960ヘクトパスカル程度の強い勢力で上陸したため、西日本に大雨、暴風をもたらした。
この台風に関連して、負傷者30人、全壊2棟、半壊8棟、一部破損153棟、床上浸水146棟、床下浸水491棟の被害がもたらされた(消防庁)。
72時間積算雨量


2006年台風第10号

8月13日に小笠原諸島の西南沖で発生した台風第10号は、ゆっくりとした速度で北西に進み、18日に宮崎県に上陸した。ゆっくりとした速度で九州を北上し、19日に北九州沖から日本海に抜け、20日には熱帯低気圧に変わった。風速25m以上の暴風域は無いが、速度が遅く九州、四国にかけて長時間の大雨となった。また日本海側の前線の影響で北海道、東北北部でも大雨となった。
この台風に関連して、負傷者5人、全壊1棟、半壊3棟、一部破損3棟、床上浸水1棟、床下浸水11棟、非住宅被害12棟の被害がもたらされた(宮崎県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、高知県)。
72時間積算雨量


1993年台風第4号

7月20日にマリアナ諸島の北東海上で発生した台風第4号は、24日に父島の西海上で中型で並の強さまで発達し、25日に中型の弱い勢力で徳島県に上陸した。上陸後は勢力を弱めながら北西ないし北北西に進み、岡山県に再上陸して日本海に抜け温帯低気圧となった。
この台風に関連して、床上浸水15棟、床下浸水10棟の被害がもたらされた(東京都、神奈川県)。
72時間積算雨量


1990年台風第14号

8月16日にサイパン島の東海上で発生した弱い熱帯低気圧は、17日に台風第14号とり、20日に硫黄島の南海上を通って、四国南海上から豊後水道を通過し、22日に大型で並みの勢力を保って広島県に上陸した。台風は日本海に抜けた後は、徐々に進行方向を北東に変え、23日に北海道西方海上で弱い熱帯低気圧となった。
この台風に関連して、死者6人、負傷者24人、全壊・流失2棟、半壊・一部破損65棟、床上浸水7棟、床下浸水413棟の被害がもたらされた(気象要覧)。
72時間積算雨量


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※台風経路および雨量分布の作図には、気象庁のベストトラックデータおよびアメダスデータを利用しています。また、作図にはGMTおよびGrADSを利用しています。