国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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2015年7月20日群馬県みなかみ町における斜面崩壊

本件に関する連絡先

 水・土砂防災研究ユニット 若月
 災害リスク研究ユニット 山田・飯田 
 アウトリーチグループ担当者 菊地・三好(029-863-7784)

概要

各種報道によると,7月20日17時20分ごろ,群馬県みなかみ町湯檜曽(ゆびそ)地区,JR土合駅近くの国道291号沿いの数カ所で豪雨による斜面崩壊が発生した.それにより,乗用車3台が土砂で一時身動きできなくなり,乗っていた男女7人が救出された.また,国道が塞がれたことで,観光客ら約100人がロープウェーの駅や民宿などに翌朝まで取り残された.みなかみ町内では、約70世帯で停電となった.気象庁は,斜面崩壊直前の17時15 分に土砂災害警戒情報を出していたが(毎日新聞),災害発生があまりに急だったために避難に生かすことができなかった.被災地は,土砂災害が頻発することで知られる花崗岩類を基盤岩とする地域である.
土砂災害の減災に資するために,現地調査を実施して降雨,地質,斜面崩壊の特徴を明らかにするとともに,若干の聞き取り調査を行った.

現地調査日−2015年7月28日,29日
調査担当−若月 強・山田 隆二・飯田 智之・竹田 尚史・青木 慎弥・佐藤 昌人

写真 斜面崩壊の様子.道路を塞いだ土砂は既に撤去されている. 
みなかみ町斜面崩壊03.jpg


詳細はPDFファイル↓でご覧下さい

150720_みなかみ町斜面崩壊.pdf(537)
(速報につき修正・更新される場合があります。)



2015年7月20日群馬県みなかみ町における斜面崩壊
http://mizu.bosai.go.jp/c/c.cgi?key=2015_Minakami