国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門
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2019年6月18日山形県沖の地震による斜面変動調査報告

2019年6月18日山形県沖の地震による斜面変動調査報告


更新履歴

 2019年7月27日 初版

本件に関する連絡先

 水・土砂防災研究部門 若月
 広報課 笹嶋、菊地(029-863-7798)

 概要

 2019(令和元)年6月18日22時22分に山形県沖の深さ約15 kmでマグニチュード(M)6.7の地震が発生した.発震機構は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型である(地震調査研究推進本部).この地震により,新潟県村上市で震度6強,山形県鶴岡市で震度6弱,秋田県由利本荘市,山形県酒田市・大蔵村・美川町,新潟県長岡市・柏崎市・阿賀町で震度5強を観測した.また,山形県鶴岡市(重傷者1人,負傷者16人,住家半壊10棟,一部損壊195棟)や新潟県村上市(重傷者1人,負傷者1人,住家半壊23棟,一部損壊553棟)などで,重傷者計8人,負傷者計33人,住家半壊計33棟,一部損壊計755棟の被害が発生した(総務省消防庁,2019年7月1日時点).
防災科学技術研究所では,防災・減災研究に資するため,斜面変動の発生状況に関する現地調査を実施した.


現地調査日−2019年7月10,11日
調査員−水・土砂防災研究部門 若月 強・真庭 志歩


調査地域の推定震度分布と調査地点の全体図.図5〜8の範囲で発生した斜面変動を調査した.
この図は,防災科学技術研究所の「2019年6月18日山形県沖で発生した地震に関するクライシスレスポンスサイサイト(http://crs.bosai.go.jp/DynamicCRS/index.html?appid=627aeb82a4774af8a706dd407db31dec)」の面的推定震度分布 (J-RISQ)に加筆したものである.
図3.png

鶴岡市温海川の斜面崩壊(上図の図5の範囲で発生)
写真3.jpg


 詳細はPDFファイルでご覧下さい

↓ファイルはこちら
2019Yagamata_v190726.pdf(497)



2019年6月18日山形県沖の地震による斜面変動調査報告(短縮URL↓)
http://mizu.bosai.go.jp/key/2019Yamagata